女性の方たちに漢方薬がおすすめな理由

不妊症

女性は一生のうちに、女性ホルモンのダイナミックな変動を経験し、精神的にも肉体的にもさまざまな影響を受けます。とくに、月経前後や更年期の女性は、精神的な動揺が肉体の症状に現れたり、その逆もあって、心と体のバランスを崩しがちになります。

 

その結果、不妊、ほてり、のぼせ、うつうつ、イライラ、不眠、倦怠感、腹痛、頭痛、めまい、肩こり、便秘といった、とりとめのない症状が同時多発的に起こってくるのです。

 

ところが西洋医学では「痛み止めには痛み止め」「吐き気には吐き止め」といった一対一の治療の構図になりがちで、10個の症状が出ていたら、10個の薬が出てくるといった傾向があり、薬の負担を減らすための胃薬などが加わって、症状の数以上の薬を飲んでいるケースもあるようです。このような状況が良いはずはありません。薬の相互作用もありますし、肝臓の負担も大きくなります。

 

なぜ、女性に漢方薬があっているのでしょうか?
      • 漢方薬は多くの症状に対応できます

    漢方では、同時多発的に起こっている複数の症状を別個に考えるのではなく、ひとつの症候群として捉え、その大元の根を刈り取ることを目指します。ですから、10個の症状があっても、2-3個の漢方薬で十分に対応できます。胃薬は不要です。漢方薬のほとんどは胃腸機能を助ける働きを備えているからです。

 

      • 漢方薬はこころとからだの両方にはたらきます

    人の体は精神と肉体が密接に関連しあって成り立っていることを前提に考えないと、病気の根本治療はできません。その点、漢方薬を使えば、精神と肉体の両方を橋渡しする処方が可能になります。

 

      • 漢方薬は冷えの解消に役立ちます

    女性は男性にくらべて筋肉の量が少ないため、多くの人が「冷え」を経験します。冷えは代謝を落としますから、いわば「諸悪の根源」です。冷えを放置すると体の土台から健康が総崩れとなります。実際に女性の体調不良には必ずと行っていいほど冷えが関係しています。西洋薬には冷えに対応するものがありませんが、漢方では昔から冷えのリスクを熟知していました。そのため、冷え対策の薬が揃っています。


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