漢方薬は効かないというのは本当?

漢方薬は西洋薬と比べて”効きが悪い”というイメージを持っておられる方が少なくないようですが、あなたはいかがでしょうか?

実際に”漢方薬を試してみたけど効かなかった”という経験をお持ちの方もおられるかもしれません。これは、どうしてなのでしょうか?

理由は、いくつか考えられます。

自分に合った漢方薬を選んでいなかった可能性があります。

漢方薬は、西洋医学で用いられる薬のように”この病気にはこの薬”と病気ごとに決まった薬を処方するものではありません。同じ病気でもさまざまな漢方薬が処方されます。医療機関で処方してもらったとしても、漢方薬にあまり関心のない医師が選んだものは、症状に合っていない場合があります。めやすとして、2週間以上経ってもこれといった変化が感じられないときは、その漢方薬があっていない可能性があります。別の漢方薬に変更するか、ほかの漢方薬の追加・併用を行う必要があります。

メリハリをつけた飲み方をする。

漢方薬には”効かせるコツ”があります。漢方薬は自分に合っているのに効きが悪いと感じる場合もあります。そのときは、奥の手を使います。漢方薬は一日3回、1回に2.5gずつに分けて飲むのが通例です。しかし、漢方薬の本来の力を発揮させるためには、症状によって薬の量や飲み方を変えるのがポイントになります。

例1 葛根湯 たとえば、葛根湯はかぜのひきはじめのときによく効きますが、こうした急性期の症状には初期の段階で多めに服用します。葛根湯の場合には初回に5g飲んで、3時間後に5g、さらに3時間後に5g飲みます。つまり、はじめの6時間で6回分を飲むことになります。そうすると、汗がどんどん出てきますから、汗が出なくなったところで2.5gに減らします。そのまま朝までぐっすり眠れば、目覚めたときはたいてい治っています。

例2 八味地黄丸 八味地黄丸は50歳を超えて、疲れやすくなり、夜トイレに起きることが多くなってきたり、足腰が弱まり、視力や歯がぐらついてくるなど老化症状を感じ始めてきたら毎日、飲み始めると良いとよく言われます。老化のスピードがゆったりとし、自然な形で年を重ねていくことができるようになります。

頭痛、めまい、肩こり、月経痛のような症状の場合 それぞれに合った漢方薬を2.5gから5g、頓服(症状が出たら内服すること)すると、数分から数時間で楽になります。

しかし、こうした漢方薬の服用法は、あくまで専門医の指導のもとで行うのが原則です。漢方薬にも副作用がありますから、自分の判断で体に合わない漢方薬を大量に飲んでしまったりすると非常に危険です。とくに、高血圧や腎臓病などの持病があるようなときは必ず主治医の指示を仰いでください。

まとめ

漢方は正しく飲めば確実に効きます!


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